三重県南伊勢町の鵜倉園地の展望台
三重県南伊勢町の半島のように突き出たところの鵜倉園地に、海を見渡せる展望台が散在しています。
南伊勢は奥志摩と呼ばれるところです。
鵜倉園地に、あけぼの展望台、見江島展望台、かさらぎ展望、たちばな展望台の４つの展望台があります。ここから伊勢のリアス式の海岸や遠くの海を眺めることができます。
ここに来れば4つの展望台から、いろいろな方向の景色を楽しむことができます。
展望台の中には恋人の聖地とよばれているものや、映画「青夏 きみに恋した30日」のロケ地になったところがあります。
4つの展望台は半島を周回する道路の途中にあります。
国道260号線から2か所入口がありますがどちらも非常にわかりにくいです。260号からの入り口が分かったとしても展望台へ続く道へと入っていくところを注意して見つける必要があります。
さらに道幅は広くありません。展望台へは狭い曲がりくねった山道を登っていきます。
恋人の聖地 見江島展望台
見江島展望台は恋人の聖地とよばれています。なぜかというとここからハート型のかさらぎ池（ハートの入り江）が見えるためです。
かさらぎ池は地図で見るとハート型には見えませんが、見江島展望台からの絶妙な角度によって確かにハート形に見えます。
見江島展望台は周回道路から外れて山の上へ登って行ったところにあります。登り口には案内が出ています。
展望台へと続く道路は狭いですが、展望台には車が8台止められる、よく整備された広めの駐車場があります。また、きれいなトイレもあります。
この展望台へ続く道からはちょっと想像できないです。
展望台には屋根付きスペースがあります。
このスペースには「誓いの愛鍵」があります。恋人たちが願いをこめた「愛の南京錠」がかかっています。
愛鍵は南伊勢観光協会ほかで販売されているそうです。
こちらは、桂由美さんデザインの「誓いの鐘」です。愛の鐘を鳴らしましょう。
この上に登ると、
ハートがありました。手を載せて愛を誓います。
映画「青夏 きみに恋した30日」のロケ地 たちばな展望台
たちばな展望台へは見江島展望台から歩いていきます。山道を登ったり下ったりしながら250m行ったところにあります。
山道なので夏は虫などに注意が必要です。
たちばな展望台は映画「青夏 きみに恋した30日」のロケ地です。
吟蔵と理央が景色を見た場所です。
たちばな展望台へと続く山道を紹介します。
ようやく、たちばな展望台が見えてきました。
ここがたちばな展望台です。
吟蔵と理央が見た風景です。
夕方の訪問だったので逆光になってしまいました。こちら側の風景を見るのは午前中の方が良いです。
あけぼの展望台
周回道路の途中にあけぼの展望台があります。
車が5台止められる駐車場があります。
下の写真で右手前の色が濃いところが道路です。左側の色が薄いところが駐車場です。
あけぼの展望台には屋根付きスペースがあります。
展望台から東方向の眺めです。
奥の方に赤い橋が2つ見えます。親子橋というそうです。
まとめ
三重県度会郡南伊勢町の鵜倉園地は展望台が4つもあり、伊勢のリアス式海岸や海を眺めるのにとても良い場所です。
車で行く必要があり、また途中の道も狭いので行きにくい場所ではあります。
でも、映画のロケ地に使われるくらいですから眺めがよく、ハートの入り江など見どころも多いので苦労しても行く価値はあります。
＜終わり＞
