日本人にとってなじみの食べ物であるお寿司。
お寿司には江戸前寿司と大阪寿司があります。
江戸前寿司はよく聞きくのでなじみがあるかもしれません。
では大阪寿司とはいったい何でしょうか。
江戸前寿司との違いを見ていきましょう。
江戸前寿司とは
江戸前寿司とは江戸の前、すなわち東京湾で獲れた魚を使った寿司ということから由来しています。当時は冷蔵庫がなかったため酢や塩で締めたりしていました。
江戸前寿司はにぎり寿司です。
江戸時代に屋台から始まり、お腹が空いたときにちょっと食べるものでした。
当時はかなり大きいサイズの一貫で提供されていました。
しかし、食べづらかったために、2つに切ったため、現代の一組2貫のスタイルになりました。
江戸前寿司は今では江戸(東京)に限らず、日本全国に広がっています。
大阪寿司とは
一方、大阪寿司は江戸時代よりもずっと昔の平安時代に誕生しています。
元々は発酵寿司である「熟れ寿司(なれずし)」が発祥とされています。
使われる魚はサバ、アジ、サンマなどで、具材を木枠の押し型に敷き詰め、押し固めて作る押し寿司です。
江戸前寿司がにぎり寿司に対して大阪寿司は押し寿司です。
さらに巻き寿司やバッテラ寿司、棒寿司などが普及し、これらを総称して大阪寿司と呼ばれるようになりました。
大阪寿司は江戸前寿司のように店内で食べるのではなく、主にお芝居や行楽の際のお弁当として親しまれることが多いです。
9月15日は大阪寿司の日
9月15日は大阪寿司の日です。大阪寿司の日があるなんて面白いですね。
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大阪寿司の日は関西厚焼工業組合が制定しました。
なぜ9月15日が大阪寿司の日かというと、大阪寿司の日は江戸前寿司と違って生魚を使わない寿司です。
ですので、お年寄りにも安心な食べ物ということと、昔は9月15日が敬老の日であったことにちなんで制定されたようです。
まとめ
「大阪寿司」はちょっと聞きなれない言葉でしたが、簡単に言うと押しずしのことですね。
大阪寿司である巻きずしや棒寿司はよく見かけます。
あえて大阪寿司と言わないだけですね。
<終わり>