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昔、クロネコヤマトが本の通販をやってた話

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皆さんはインターネットで本を買うことが多いと思います。

どこで買いますか。

Amazonが多そうですね。今ではインターネットで本を買う=Amazonは何の疑いもない常識と化しています。

私はそこそこ年を取っています。私は一般の人が電子メールやインターネットなど知らない頃からそれらを使ってました。初めて使ったのは1993年頃だと思います。

初めて電子メールを使用したときは、あまりはっきり覚えてませんがEmacsとかいうエディターでやりとりしていたように思います。確かその時の環境では日本語も使えず、黒い地味な画面にアルファベットの文字を打ち込んで文章を作ってたように思います。

自宅からインターネットの接続を開始したのは1997年頃だったと思います。このころは電話回線を使用してインターネットの通信を行ってました。

電話回線でインターネットなんて若い方は知らないでしょうね。

さて私が初めてインターネットで買った物は本でした。1997年頃だったと思います。

Amazonはこの時はまだ日本でサービスを開始していませんでした。

本を注文した先はクロネコブックサービスというところでした。名前の通り宅急便のクロネコヤマトがやってたサービスです。今はもうありません。何度か譲渡されて今は楽天ブックスとなってます。

確かその当時のクロネコヤマトの説明では、クロネコヤマトの宅急便の機能を生かして、お客さんから依頼された本を出版社に取りに行き、集めた本をお客さんに配達する、というものでした。

それまでは本は本屋に行って本屋に置いてある本の中から選ぶというのが常識でしたが、クロネコブックサービスが提供したものはインターネットで本を検索し注文できるという画期的なサービスでした。

本屋に置いてある本の数は限りがありますが、インターネットで検索して選ぶスタイルでは出版されているすべての本の中から選べました。

本屋に行って棚に並んでいる本を目視で探していくのに比べて圧倒的に正確で楽に本を見つけることができました。

Amazonよりも前の時代の話でした。

<終わり>